お金にならないこと、でもやる理由

昼間、たまたまテレビをつけたら

親からお金にならないことはやるなと言われた

という言葉が耳に入ってきました。

聞いたとき、数年前の自分の状況とリンクして胸が痛みました。

今となってみればわかるんです。

周囲にそう言わせているのは、自分だって。
自分の中に少しでも後ろめたい気持ちがあるからそれが
その通りの現実を招いているっていうことはわかります。

でも、「お金にならないことはやるな」と言われていた当時は
そんなことはわからないし言われてもわからない。
ただただ否定されたわかってもらえないと感じることが精いっぱいでした。

それでもやり続ける

独立して自分の名前で仕事をするようになると

会社員のように会社から仕事が与えられるわけではありません。
だからこそ、お金にならないことでもやりたいことなら続けた方がいいと思うのです。

今の私だってそうですが、一番やりたい「地方創生」という分野に至っては
半ばボランティアのようなところもあり、地方創生案件だけで売り上げを立てようとすると
なかなかに大変だということを身に染みて感じています。

昔関わらせていただいていた経営塾で
・お金になって、未来のやりたいことにつながる仕事
・お金にはなるけど、未来のやりたいこととはちょっと方向性が違う仕事
・お金にならないけど、人の役に立つ仕事
・お金にならないけど、自分のやりたい仕事

の割合が重要だと言われていました。

これ、本当にその通りだと痛感します。

どの仕事をどんな割合で
やっていくのかは人によるのでしょうが
私は、お金にならないけど自分のやりたい仕事に
たくさん時間を費やしてきました。
結局その仕事は後で手放すことになりましたが
あの時周囲に何を言われてもやり続けたから、後悔は全くありません。



人の数だけ状況があって
もしかしたら、過去の私のように
起業したばかりで全然売上とかもなくてという状況かもしれない。

それでもやっていると
自分も負い目を感じるし周囲も何か言いたくなる。。。

それでも、やり続ける

ことを私はおすすめします。

人生って何が起こるかわからなくて
そういう活動がメディアに取り上げられて
お金になって、未来のやりたいことにつながる仕事
につながったりすることも十分考えられるし
その仕事でのご縁が別の仕事につながったり
その仕事をやっていたことで得た知識が後々役に立ったり
する可能性は大いにあるのです。

他人や身内に無駄な経験と言われても
どんな経験も血肉になっていて
全然無駄ではない。

一生懸命自分がやってることを否定されるってものすごく悲しいし
気にするなと言われても無理だと思うかもしれないけど
それでもどうかできる範囲で続けてみてください。

いつかきっと、その経験が生きるときが訪れるから。