変わっていくもの、変わらないもの

twitterをなにげなく見ていたら
2021年2月のカメラガールズ長崎旅で訪れた「喫茶ルパン」の閉店を知りました。。
記事を書いたのは私ではないですが、いくつか写真を提供させて頂いています。

柔らかい自然光の入るレトロで素敵なお店だったので
どなたかに引き継いでほしい…というのが本音ですが、このコロナ禍で飲食店というのは
かなり大変という現実のようですし。。。

なんだかなぁと思うところです。

変わる喫茶店の在り方

普段仕事でもカフェはよく利用するのですが、改めて「純喫茶」という言葉を調べてみました。
ウィキペディア先生によれば、「酒類を扱わない、純粋な喫茶店」を指すのだそう。

ということは、スタバやドトールも純喫茶にあたるということになりますね。

便利な世の中に慣れ古き良き時代の文化を継続するってどういうことなのか改めて考えてみました。

20代の頃、純喫茶ではなかったですが大好きでよく通っていたカフェがありました。
そこでは、美味しいコーヒーやランチとオーナーやお客様との会話を楽しんだり、流れてくる音楽に耳を傾けたり、純粋に時間を楽しんでいたような気がします。

それが今、カフェに行く理由の多くが、仕事の資料を作るために集中するとか
オンライン会議に出席するためとか(マスク着用ですが)、空間や料理を楽しむのではなく仕事をするスペースを借りるようなスタンスにいつの間にかなってしまっている。
最近のカフェに電源やWi-Fiが完備されているところが多いのもそういう時代背景によるものだと思います。

最も強い者が生き残るのではなく
最も賢い者が生き延びるでもない
唯一生き残るのは変化できる者である

ダーウィンの進化論の一説にあるように
どんな業界でも時代の流れに合わせて変化していくことが求められているわけです。

過去の古き良き時代の文化はこれまで通り残っていてほしい…
そう思いながらも現代社会の流れに慣れ、利便性、利己主義を追求するという相反する自己の行動になんだかなぁと思ったりしています。

どっちがいいとか悪いとかではなく
純喫茶をはじめとする古き良き時代のものを残していきたいと言うなら
それを味わう時間を作っていくことが必要なんだと思います。