BtoBの依頼をInstagramで獲得できるか問題

SNSを活用した情報発信や集客が当たり前になり
最近は文字以外でも音声SNSやライブ配信専用SNSも主流になっています。

どんどん新しいものが出るたびに、その活用について活発な意見が交わされ‥
いいことだと思いますが個人的には少々疲れました。

私の場合、現在はInstagramを中心に時々twitterを活用しています。
Facebookはクライアントワークで使用するのみ
clubhouseはアカウントはあるけどアプリを消して放置w

ただでさえ、情報過多な時代なので
自分に必要な情報やツールは定期的に見直しをしています。

SNSの向こう側にいるのは「人」

仕事柄、SNS活用の相談もよくいただくのですが
ターゲットを企業様に向けている方々はInstagramでの発信に関して困っている方が多いという印象です。

例えば、物販が絡んでいるケースでは販売しているアイテムの写真や動画が使えるので、そんなに問題はありません。問題は、コンサルテーションや事業企画、スクール事業などの無形商材を扱う方々です。

困っていることとしては、アップする写真がないから
自社で画像を作るけどそれがなかなか手間で、その割に反響が薄い気がしている。

というところでしょうか。

私も同じ無形商材を扱う業者として自分のInstagramを運用しているのですが、色々やってみてわかったのは
写真はどうでもいいということw

もし、私のInstagramを見て、そうは言うけどどう見ても写真にこだわってるじゃん!
と思われた方がいらっしゃったら、お気持ちはありがたく受け取っておくのですが狙いはそこじゃないということをご説明します。

私事で恐縮ですが、数年前からカメラにハマりInstagramは仕事を獲得するツールという意味合いより
フォトグラファーとして自分の作品を発信するツールと考えて運用をしています。そしてあわよくば「撮影依頼」フォトグラファーとしての仕事を獲得できればと企てていたりするわけです。

まずもってSNSの運用にあたって忘れてはいけないのが
SNSの先には「人」がいるということなのです。

それは既存のお客様かもしれないし、これからお客様になるかもしれない人だったり
その会社に興味を持っている人だったり様々な属性の人がいます。

なのでやるべきことは「情報を届けたい人に届けること」
upする写真の質ではなく、キャプション(写真の下)に何を書くか、そしてどんなハッシュタグをつけるか
をじっくり考える必要があると思っています。

正直ですね、どれだけすんごい美しい写真をアップしても
インプレッションもいいねもそんなに大差ないんですよ。食べ物だとインプレッションが上がる法則はまだ健在だと実感していますが、前回のアップから日数が空いたときの方がガンと伸びますw

写真よりもキャプションよりも大切なこと

そして、忘れてはならない大切なことがもう一つあるのです。
それは、写真よりもキャプションの内容よりもハッシュタグよりも重要なこと。

ユーザーと「いいね」や「コメント」等のコミュニケーションツールをとること


Instagramの反応を上げるためには、このいいねやコメント、フォロー返しなどのコミュニケーションは必要不可欠と言っても過言ではないと考えています。

自社で使っているハッシュタグに興味がありそうな人や、投稿にいいねをくれた人にいいねを返す
フォローしてくれた人にはフォローを返す
そんな地道な作業がSNSでの反響につながるわけです。

私の場合は、主に写真家さんやふわっとした写真をアップされている方、フリーのモデルさん等を
フォローさせて頂いたり、いいねをしたりして交流しています。
この交流が濃いと反応も比例して増えてくるなという印象があります。

そんなわけで、かなえびとの考えとしては
Instagramでも仕事の相談や依頼を獲得することは可能だと思っております。