やらない理由より「やる方法」を探せよという人に伝えたいこと
フリーランスとして活動を始める前
私は、ベンチャー企業の営業女子でした。
当時はIT化なんてそんなに進んでなくて、新規開拓にテレアポして訪問して
みたいなことをしていたのです。
「提案はいいんだけど・・今じゃないわ」
「いずれやろうと思ってるんだけどね、今は忙しくて」
文言は違えど、営業に関わる人や経営者はこんなような趣旨のことを何度も言われてきている(感じて)んじゃないかな。
こういうやんわりお断りを受けるたびに
本当に提案が良かったらやれない理由を探さずにやれる方法を考えるんだから
本当は提案自体が気に入らなかったんだ。。
何がいけなかったのかな。。。
っと、暗ーくなり、あぁ上司になんて言おう。。
また見込みが一つ減った・・今月達成できないかもしれない。
と思っていました。
やれない理由を探すのではなく、やれる方法を考えるんだ!
だから常に視野を広く持って常にいろんなところにアンテナ張って・・・
私も過去、そういうタイプでしたが・・
こういっちゃなんですが、そんなフルスロットルで生きてると疲れるんです。
人間だもの、1年365日24時間同じテンションとはいかないのは当たり前だし
仕事だって乗り気のものもあれば、あんまやりたくないものだって正直ある。
そもそも約束された未来なんてこの世には存在しないので、やり始めたものの思うようにいかなくて段々スピードダウンして停滞するということもよくあります。
誰かの伴走やフォローがあればまだ幾分か状況はマシですが、そうじゃないとなかなかそんな考え方ずっと維持していられません。
以前、心の不調が原因で、楽しく自分らしく生きることが難しくなってしまった人たちの回復をサポートする仕事をしていたお客様を担当していたことがあります。
素晴らしいサービスだったことには間違いないのですが、もともと商売っ気がなく、近隣の団体と協業することなども全くなかったので長く活動している割にはほとんど知られていない、そんな状況でした。
イベントも取材交渉も、プレスリリースも行政サービスとの協業も、展示会出展もとにかくいろんなことを実質の手足となりやってみたものの結局、力尽きてしまいました。
私ではなく、お客様が。
結局のところ、どんなに頑張っても本人の意思がないことにはかわらないんです。
どれだけ素晴らしいサービスをあなたの好きにしていいよと言われても
実際にやっていない人間には何も語れないしその言葉に深みはないのです。
その経験から私自身は「何かを創って世に出すプロジェクト」という伴走型サービスを
構築し好評をいただいているのですが。私のような感情優先タイプの人間は、伴走していても気持ちが入りすぎると暴走してしまうので特に気を付けています。
今、やらない理由を探すのではなくやれる方法を探せと言うのは
自分がだらけていると思った時に自分に向けて言うようにしています。
こちらは相手のためを心底思って言ったつもりだけど
それをどう受け取るかは相手次第。
余計なお世話じゃこの野郎!
と思われていたら、それ以降、その人の言葉はどんなに有益な情報もありがたい話も
一切耳に入らない。
ベンチャー時代、口酸っぱく言われた
本当に提案が良かったらやれない理由を探さずにやれる方法を考える
っていうのは、人によります。
本当に提案が良かったらやれない理由を探さずにやれる方法を考える人を認めるんだったら
やれる方法を考えられない(考えてない)人も認めてあげてほしいなぁと思うのでした。
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