資格に頼らず自分を表現する「唎酒師を手放した理由」

今年の4月から
唎酒師の通信講座を受講していまして
先月全てのカリキュラムを終了しました。


しかし、唎酒師の資格取得をしない選択をしました。


コロナ禍となり、テキストを見ながら課題に挑戦し
テイスティングまで自宅でできる「通信講座」という便利なシステムが出来ています。

私も、その通信講座を受けていました。


唎酒師を取得しようと思った理由

日本酒の国内消費量を増やす活動をしたいと思った時
日本酒業界において何の実績もなく何者でもない私に何が出来るのかを考えました。

加えて、色々と学ばなければならないことも多く
自己勉強の一環、そして業界の中で何者かを表現するためということで
唎酒師を取得することにしたわけです。


そもそも唎酒師とは?

日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)により認定、NPO法人FBOが公認する提供販売者の資格(https://ssi-w.com/sales/kikisakeshi/about/より引用)

つまり日本酒を販売する際に、消費者の嗜好や希望に合わせた
セールスプロモーションや提案が出来ることを示す資格なのです。

受講前から資格の意図は知っていましたし
取得後の活用や諸々ちょっとどうかなと思う部分もあったのですが
その他に業界未経験でも取得できる日本酒関連の資格がなかったこともあり受講したんです。


受講を申し込むと同時に受講料を支払うと
テキストが送られてきます。
テイスティングのお酒は、2回目の課題をクリアした後位だったかな。

大体、月初に始まり月末に締めという感じになるので
例えば、4月受講の場合、早い人なら4月中に1回目の課題を提出するようになります。
課題の提出が遅れても問題ないのですが、採点までに大体1ヶ月位かかるイメージです。


学んでよかったこと

唎酒師の勉強は幅広く、酒造りの歴史等からラベルに表示されている意味
飲み方、料理との組み合わせなど様々なことを学びます。

課題の提出で回答用紙に記述していくので、覚えやすくやっていて面白かったです。
課題を提出すると採点されて返却いただけるのも良かったポイントで、そこにちょっとしたコメントがあったりして人のあたたかさを感じました。



ずっと引っかかっていたこと

資格の特性から当然と言われればそれまでですが
日本酒業界のことや流通等については学ぶことができません。

業界ならではのルール
日本酒流通の複数パターン
海外との関係
等々・・

私が疑問に思っていたことは今も疑問のままです。
多分これから、自分で体験して自分なりに答えを出していくしかないのでしょう。


それ以外に気になること。
それは、初回の認定料。

講座を修了して「合格」通知を頂くと
唎酒師として登録するために認定料や協会の登録費用などが

受講料と変わらない位かかります。

このことは受講時からわかっていたことでしたが
受講期間を経て、改めて、冷静になったとき違和感を感じたのです。

だからこそこのタイミングで改めて、唎酒師という資格を活かして
自分に何ができるのか、自分は何がやりたいのかということをよく考えました。


やりたいことをやるのに資格はいらない⁉


その結果、私は唎酒師としての登録をしない選択をしたのです。

私がやりたいことは「日本酒の国内消費量を増やすこと」で
唎酒師取得の勉強で得た豊富な知識は今後の活動において役立つと思いますが
酒蔵や業界の課題を解決することは難しいことに気が付いたのです。


余談ですが、現在フリーのディレクターとしてお仕事をさせて頂いていますが
こちらでも明確な資格は持っていません。
WEB系資格がないわけではないんですが、経験をベースに時に専門家の手を借りながらクライアントの課題と向き合っているわけです。


世の中には、その資格がなければできないことが存在するので
そういうことをやろうと思えば、該当する資格は必須になります。

でも、そうじゃない場合は
ちょっと考えてみてください。

資格を持って武装しなくても、相手に対して本気で向き合うことを辞めなければ
いつか相手も同じ熱量で真剣に向き合ってくれると私は確信しています。


そんなこんなで唎酒師と名乗ることはありませんが
日本酒の国内消費量を増やす活動を続けていきます。





マチヒトコトモノ活動日誌

未来に向けて意欲的に挑戦を続ける人が好き!そのパッションあふれるサービスを形にするプランニングディレクターの活動記録や思ったことを綴ります