SDGs経営サポート事例①
携わらせていただいたプロジェクトの一部をご紹介いたします。
契約上の問題等がありますためクライアント名や該当サイト情報はすべての案件について公表を控えております。
プロジェクト | SDGs活動の推進 |
受注内容 | SDGs de地方創生の実施、SDGsを念頭にした企業理念の浸透、SDGsを意識した新規事業プラン策定 |
納品までのスケジュール | 想定は1年3か月(現状継続中)が、進捗が若干押し、後半年ほどかかる見込み |
主要役割と制作等体制 | 【主要役割】 ヒアリング、カードゲーム研修、管理職・一般職からの要望まとめ、理念の見直し、アクションプラン作成、社内新規事業ビジネスコンテスト企画 |
課題と解決案 | 課題①:SDGsについての社内理解が深まらない 解決提案:何をするにもトップダウン型で、管理職や一般職の意見がなかなか反映されない現実が会社の決定を歓迎しない風土を作ってしまっていた。そこで、組織を現状の真逆に変え、管理職に意思決定のプロセスを任せるようにしたところ、今まで意見の出なかった一般職からも忌憚ない声があがるようになり、結果SDGsについても自分たちが出来ることを自ら考える意識に変わった。 課題②:アフターコロナを見据えた事業 解決提案:ターゲットを絞り、定期販売(サブスクリプション)のアイデアを出してみてはどうかと提案。このケースでは社内からビジネスプランを募り、事業計画書と共に募集し、ビジネスプランコンテストを企画することになり現在進行形 |
目標KPI数値 | 非公開 |
きっかけ・背景
ご相談のきっかけは、SDGs関連のイベントでの名刺交換からでした。
経営層の皆様はSDGsに対して意識が高く知識やアイデアも豊富でとってもエネルギッシュな印象。
ただ、SDGs de地方創生カードゲームを自社でと仰っていただき実施した際に、ちょっとした違和感を感じて少しお話を伺うと、社員にSDGsの意識を浸透させることに苦慮しているということがわかりました。
考え方を浸透させることはとても時間のかかる作業で、継続する他道はないのですが
スタッフの皆様とゲームを通して接した感じ、とても優秀でしっかり考えていらっしゃる印象があったので意思決定やアイデア出しの場面から経営層がいったん離れてみてはどうかとお話しをさせて頂きました。
人間の意識として、同じことをやるにしても「自分で決めて」やるのと「指示されて」やるのではモチベーションが変わってきます。であれば、経営層は方向性だけを示し、あとはスタッフのやりたいことを尊重するという形式が出来れば変わるのではないかと考えています。
とは言え、それがそう簡単に変えられないのが現実。
何度も熟考を重ね、自社だけでも試してみて、やはり手を出してしまいたくなる部分を抑えきれず
最終的にサポートのご依頼を頂戴いたしました。
現在進行形のため、本件は引き続き対応させて頂いています。