SDGsの考え方を課題解決に活かす方法

先日、SDGs de未来構想を受講してきました。
SDGs de未来構想は、地域や社会の「未来」を描き実践するために実践・改良している思考のフレームを発想ツール化したものです。

特定非営利活動法人イシュープラスデザイン:SDGs de未来構想

言い換えれば、地域や企業の課題の背後にある構造を見える化し、本当に解決したい問題をあぶり出し
その課題を解決するためのアイデアを沢山だし、アクションプランを作っていく
というもの。

SDGs de地方創生カードゲームを体験すると
課題の解決には対話が必要だとか
物事を色眼鏡で見ないでフラットにとらえることが必要だとか
自分事として問題をとらえる必要があるということとか
そんなような気付きがえられます。

ただ、じゃぁ実際に問題を解決するにはどうしたらいいか
自分はこれが問題と思っているけど、皆の問題意識はどうなのか?
等という次なる疑問が生まれてくることがあるのです。

私がSDGs de未来構想に興味を持ったきっかけ

実は、自分でカードゲーム体験会を主催するたびに
私自身が、このゲームで得た気付きを参加者の方々がどんな風に活かせるのか、いわゆる「出口」についていつも疑問を感じていました。

現実問題として、どんな講座も一度の受講で内容を完全に理解し自分に落とし込み実践までつなげることは難しいことが多いと思っています。だからと言って、SDGs de地方創生カードゲームを何度も受ければ良いというものではない。

でもせっかく受けていただいたのだから、ご自身の組織や地域が良い方向に向かうようになってほしいと思っていました。

なのでこのプロジェクトが発表され、内容を理解した時から興味を持っていました。
コロナに翻弄された1年で、なかなか受講が叶わず今日になってしまったのですが、「未来構想」は本当に有意義なプログラムでした。

未来構想で得られることは

未来構想では

・地図を描き

・本当にやりたいことを設定し

・実現のためのアイデアをブレストし

・アクションプランを作り

・シナリオシートを作る

という5つの作業を参加者全員で行います。
なかなか盛り沢山の内容なのでほとんど1日がかり。4つ目まででも7時間位の長丁場というところが唯一の難点と言えるかもしれません。

でもそれ位時間をしっかりとって課題に向き合う時間も必要だと思ったりしています。

そんな長時間の講座を得て、得られるものは
●自分が課題と感じていることの全体像
●自分が本当に解決したい課題
●本当に解決したい課題を解決するアクションプラン

です。
要するに、あとは必要な人を集めて実行するだけ!
という環境が手に入ります。

ちなみに私は
「10年後の九州の中小企業の社長の笑顔を増やすにはどうしたらいいか」
というテーマを立て
「良いスキルを持っているのに長年下請けを続けていることで自社事業の集客が出来ずに売り上げが減ってしまっている中小企業が自社の魅力や強みを自ら発信し届けることが出来るようになるために、私たちには何が出来るか?」
ということが本当に解決したい問題だと気が付き
「野球を共通言語に社長とつながり仕事を創ろうプロジェクト」
というアクションプランを作りました。


自分で言うのもなんですが、一人で悶々としていても
運動嫌いの私だったら野球というキーワードは出てきませんでしたから
その場にいた皆さんのアイデアを頂きながら面白いプロジェクトになりそうだなぁ
なんて思ったりしています。

佐賀長崎福岡あたりで
需要あるかなw

ありそうだったらやってみてもいいかなと思っていたり…。

今後、この未来構想が開催できる認定資格を取るかどうかは検討中ですが
ぜひ皆様のお近くでも「SDGs de未来構想」が受講できるのであれば、ぜひ受けてみてください!
企業の方も行政職員さんも一人では出会えないアイデアやアクションプランが生まれるはずですよ!