伝えたいことを簡潔にしなくてもいい

「言いたいことは簡潔に伝わるように」が出来る人ばかりじゃない

世間一般の常識としては、メールの文章やSNSの投稿、自己紹介など
簡潔にわかりやすくといわれています。

私も少し前まではその信者でした。
自分に短いキャッチコピーを設定し、1分自己紹介等の求めにも出来る限り対応してきました。

でも、腹の中では「そんなん無理やし」と毒づき、いつしか社会の常識に順応することが億劫となり
自己紹介では名前と住んでいる県名、フリーのディレクターであることくらいしか言わなくなりました。


営業マン出身であるにも関わらず自己を売り込むことが苦手な私にとって、自己開示は少なく相手に興味をもって相手の話を聞いてあげている方がこちらのことを詮索される機会も減るし、気持ち的にも楽でした。

そんな毎日を過ごしていた時に、念願だったマインドプラスさんの講座を受ける機会がやってきました。

https://ameblo.jp/mindplus-p/

起業した初期からずっと読んでいたこのブログを書いた春明力さん。
相手に寄り添う文章を書く人で、いつも春さんのブログに助けられてきました。

HP講座を受講し、必要性を感じてエフェクターズスクール37期に申込み
春さんのエッセンスを学び始めた時に衝撃を受けたのが自己紹介を書いたときの春さんの反応でした。

真由美さん、それ、短すぎるよ。
もっと長く、エピソードとか沢山入れた方がいいよ

世間の常識にとらわれない自己紹介から伝わったこと

いつも言われていることとは真逆の話をされ、最初は自己紹介がほとんどかけませんでした。
でも、確かに春さんの自己紹介は長いんです(失礼)w

https://mind-plus.net/haruakechikara.aspx


確かに長いけどずっと読んでいられる。彼の人柄や大切にしていることも伝わる。
でもそれは、私は春さんの文章が好きだし、起業家でもあり著者でもあるからだと思っていました。

そして、この場にはそういう春さんを好きな人しか集まらないからそれでいいと思っていました。
それと同時に、私は著者でもないし、春さんみたいな有名で人気のある起業家でもないし、自分のことを好きな人とだけ関わって仕事して生きていくなんて無理だと無意識に思っていました。

ただ、講座を受けるにつれて

自分のことを話すことが、相手に安心感を与えることになる
ということを再認識するようになりました。

どんな人でも生まれてから現在まで沢山の年月を重ねています。
そんなこれまでの人生で体験したこと感じたことを1分やそこらで話すことは不可能
だから自己紹介が長くてもいいという価値観を持てるようになりました。

まぁさすがに、対面での自己紹介で長々と話すわけにはいかないので
相変わらず直接お会いしての自己紹介は変わらずあっさりとしたものですが
HPには少し長めの自己紹介を掲載しています。

対面で伝えなくとも伝えるツールがあればいい

自分では普段あまり意識したことはないのですが、私はHSP気質です。

HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly Sensitive Person)非常に感受性が強く敏感な気質もった人のことを言います。

この気質には空気を読みすぎるあまり初めての場所はあまり得意ではない傾向があるのですが、それが完全に私に当てはまります。つまりは、元々自己紹介が苦手なわけですね。
それがエフェクターズスクールを受講した後、無理してその場でかっこつけた自己紹介をしなくてもいいと思うようになれたことで、人に会う怖さが少し減りました。

武装した自己紹介で無理しなくとも、お会いして興味を持っていただけたのならHP位見てくれるといいな。
ちょっと不躾ですが、そんな今は思っています。