エネルギーをみんなに そしてクリーンに

7.1
2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。
7.2
2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。
7.3
2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
7.a
2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。
7.b
2030年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国の全ての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う。

今、私たちが普通に使用している電気ですが
世界を見るとまだ電気が引かれていない地域で暮らす人が7憶8900万人もいるそうです。(ちなみにこのコロナによるパンデミックの影響が出る前の話です)

出典:https://unstats.un.org/sdgs/report/2020/goal-07/

再生可能エネルギーの是非

こういう話になると、必ず引き合いに出される
太陽光発電や風力発電などの自然由来のエネルギーですが
このエネルギーを使用するとしても、発電所を作るための森林伐採が行われたり
実際に大規模な工事を行って作ったとしても天候によって思うような発電量が見込まれるか不透明だったりと
いわゆる一長一短があるわけです。

先日、twitterだったかFacebookだったかで
佐賀県唐津市七山エリアに予定されている自然由来のエネルギー発電所の建設中止の嘆願書を提出したという記事をみかけました。佐賀県民ですがそんな計画がなされていたことすら知らなかったし、そんな嘆願書を集めていることもしりませんでしたが。

多分、地球環境が悪くなっていい!と思っている人っていないと思うのです。
ただ、だからと言って、風力発電や太陽光発電などの自然由来のエネルギーを導入するためのリスクをどうするのかを考えず、安易に代替え案として出すのもどうなのかなと思ったりします。

このバランスの取り方を考えなくてはいけないのが、SDGsらしいポイントでもありますね。

正直なところ100%良しとなる結論はなかなか無いのだと思います。
だからこそ、関係者のみならず関係ない人達も一緒に未来に対して議論して最善の答えを探していくことが求められているのではないか思います。