まちひとしごと創生基本方針2021徹底解説

出典:https://www.chisou.go.jp/sousei/info/#an20

資料:https://www.chisou.go.jp/sousei/info/pdf/r03-6-18-kihonhousin2021gaiyou.pdf

まちひとしごと創生基本方針とは?

「まちひとしごと創生基本方針」とは、暮らしやすく魅力あふれる日本にする(地方創生)のために国としてこういう方向性で政策などを進めていきますということがまとめられた資料です。
これをベースに各県や市区町村も自分の地域のまちひとしごと創生基本方針を策定するのでいわば大きな道しるべとも言えます。

私にとってはSDGs de地方創生のカードゲームの中で、時と場合によって地方創生の説明をちょっと詳しくするのですがその際に使用する資料という位置づけでしっかり読み込んだのは今回が初めてでしたw

行政の複雑で分かりづらい専門用語の羅列が続くことが多い資料の中で
随分と分かりやすく書かれているなぁというのが私の印象でした。

ちなみに今回、私が注目しているのは下記の2つ。

①地域の将来を「我が事」として捉え、地域が自らの特色や状況を踏まえて自主的・主体的に取り組めるようになる
②都会から地方への新たなひとやしごとの流れを生みだす

まちひとしごと創生基本方針をビジネスに活かす

さて、このまちひとしごと創生基本方針から何を読み取ればいいのか?と言うことなんですが

単刀直入に、これから国としても注力していきたい分野等がこの資料から読み取れます。


つまり、自社の既存事業の方針転換、新規事業創出、注力分野選定などの参考になります。
加えて、国がこれから注力するよって言っているわけですから助成金や別途予算がつけられて地域で取り組む事業者への支援が厚くなる可能性もあるわけです。
もちろん、プロポーザル(入札)案件なんかも増える期待は出来るかなと思っています。

国や自治体の支援を受ける予定はないと、考えている方もいらっしゃるでしょうが
新しいビジネスにチャレンジしたい方や行政と組んで仕事がしたいという方、自治体からのサポートを希望される方などは、一度まちひとしごと創生基本方針を読み、自身のビジネスや方向性とリンクするところを見つけておくといいかもしれないですね。